気泡が発生する理由やトラブルにならないための対策について
外壁塗装をした後に起こりうる施工不良として塗膜に気泡が発生することがあり、そのまま放置しておくと雨風や太陽光から外壁を守ることができませんので外壁の耐久性が低下してしまいます。
ここでは気泡が発生する理由やトラブルにならないための対策についてご紹介します。
なぜ気泡が発生するのか?
正しい施工方法で塗装された場合はまず気泡が発生することはありませんが/em>下地処理不足や乾燥時間不足、道具の選択ミスなどの手抜き工事や施工ミスにより気泡が発生することがあります。
外壁塗装を行う前には必ず高圧洗浄や手作業によって汚れやコケなどをしっかりと落とす必要があります。
しかし下地処理工程を怠り汚れや凹凸が残ったままだと塗料の密着性が低くなってしまうため気泡ができやすくなってしまいます。
また高圧洗浄や重ね塗りの工程で乾燥が不十分だと塗料が外壁に密着できず、正常に乾燥できなくなることで気泡が発生しやすくなってしまいます。
塗装に使うローラーやスプレーガンなどが外壁の形状に合っていないと気泡が発生するあるいは道具そのものが気泡を作り出してしまうこともあります。
気泡によるトラブルを防ぐ対策について
気泡を発見したときに業者に補修を依頼しても「これくらいなら大丈夫」と対応してもらえないケースもあります。
そのようなトラブルを起こさないためにも塗装業者を選ぶ際には保証や定期点検があるかどうかをチェックしましょう。
外壁の塗り替え時期は一般的には10年ほどとされていますので、最低でも10年以上の保証期間があるかどうか保証内容も確認しておく必要があります。
また定期点検についても一度だけでなく半年後や1年後、3年後などマメに点検してくれるかどうかも合わせて確認しておくと良いでしょう。
特に高い部分の外壁は普段なかなか目にする機会がないため、定期点検で業者にしっかりと確認してもらうことをおすすめします。
外壁や住宅全体を長持ちさせるためにも、工事中だけでなく工事後も安心できるサポート体制が整った信頼できる業者を選ぶことが大切です。