外壁塗装は雨の日でも作業可能か
外壁塗装は湿度に影響される
うだるような太陽の直射日光や暴風雨に休む事無く晒され続けている建物の外壁は、そういった外的刺激を受け続けている事で施されている塗装が劣化して行き、建物の耐久力を徐々に低下させて行きます。
そういった事から、10年に1度を目安として外壁塗装のメンテナンスを行って耐久力を維持させるのですが、この外壁塗装に使用する塗料は湿度に強く影響される性質の物となっています。
外壁塗装に使用される塗料は、湿度が85%以上では正常に機能しないタイプの物が多く、湿度が高すぎる時に外壁塗装を行ってもその塗料の定着率や強度、発色といった物が上手く機能しないのです。
外壁塗装の工事中に雨が降った場合
湿度は外壁塗装の大敵なのですが、実際の塗装工事中に雨が降ってしまった場合はどうしたら良いのでしょうか?
その時は業者の人も塗装の作業を一旦止め、足場の組み立てや養生などといった雨に影響されない作業を行う事となります。
この時に無理に塗装作業を続けても、雨の影響で塗料の色や機能が薄まってしまい、塗装のヒビ割れや白化といった不具合の原因となってしまうのです。
雨などの天候不良が原因で工事のスケジュールが延期してしまったとしても、依頼主が支払う施工料金に変化は無い事が基本ですので、料金の心配の必要は無いです。
雨の中でも工事を続ける業者について
雨が原因で工期が遅れたとしても料金に変化は無いのですが、業者側としては出費がかさむ事となってしまいます。
それは一体どういう事なのかと言うと、1日工期が遅れれば、その1日分の人件費が余計に掛ってしまうからです。
さらに、足場がレンタル品だった場合、工期が遅れる事でレンタル料金も遅れた日数分余計に必要となってしまいます。
こういった理由から、雨が降っても外壁塗装の工事を中段せずに続行し続ける業者もいますが、そういうタイプの業者はあまり仕上がりのクオリティーが高くない業者です。