外壁塗装の乾燥時間はどれくらい見ておくべきなのでしょうか?
外壁塗装の乾燥時間はどれくらい見ておくべきなのでしょうか?
利用する塗料によっても違いますが塗料の乾燥時間は23度では3時間から6時間程度です。
業者によっては下塗りをしたあと、まる一日を空けることを徹底していたりします。
夏は乾燥時間が短くなりますし、冬は長くなるのが普通です。
こういった乾燥時間をキチンと守らないとどうなるのでしょうか?
縮み・割れ・感想不良・付着不良…いわゆる初期不良が発生する可能性があります。
初期不良が起こるのは外壁塗装をしてから1年以内です。
きちんと保障をしてくれる外壁塗装業者の場合は無料で塗り替えをしてくれます。
しかし、保障がない外壁塗装業者は再度塗り直しになります。
注意をしましょう。
工期が早い業者は乾燥時間が短くなることもあります。
外壁塗装した後、乾燥する前に雨が降るとどうなるのでしょうか?
乾かないから塗り直したほうがいいと思うかもしれません。
しかし、ある程度乾燥している状態で雨が降っているならば、そのあと、しっかりと乾燥させれば問題になることもありません。
今すぐに雨が降るような天気や雨が降っている天気の場合は塗装しないのが普通です。
しかし、工期を短くしたい悪質業者/悪徳業者は強引に作業を進めようとしまいますので要注意です。
外壁塗装の乾燥の4段階とは?
塗料は塗ったあとに雨が降らなければ4つの段階で完全に乾燥します。
塗り立て
全く乾燥していないですから、指で触ると塗料が付着します。
塗装箇所に物が当たらないように注意しましょう。
「ペンキ塗り立て」の状態です。
指触乾燥
しばらく時間が経過すると軽く指で触っても塗料が指に付きません。
ですが、力を入れて触ると指に付着する程度しか乾燥していません。
次の塗料の段階に入るには、まだまだ乾燥が不足しています。
半硬化乾燥
指でこすった程度では擦り跡が残らない程度です。
表面がしっかり乾燥できていますが、強く押しこむと凹みが発生します。
塗料の内部は乾燥していない状態。
表面はある程度乾燥しているので、次の塗装の段階に入っても大丈夫です。
硬化乾燥
指で押しても凹みがない程度で内部も乾燥しています。
完全乾燥
内部もしっかり乾燥している状態です。
この状態になるには1か月から2か月かかります。